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犬と猫とで食事はどう違う?

犬も猫も食肉目の裂脚亜目に属していますが、食事においては次のような違いがあります。
1つ目は、必要な栄養素の違いです。
先祖から肉食動物であり続けた猫の健康維持には「タウリン」が必須の栄養素で、欠乏すると視力低下や発育障害を引き起こしますが、肉食動物から雑食化した犬にはタウリンを体内で合成することができるので必要ありません。

2つ目は、肉食動物の猫は脂肪や蛋白質の消化・吸収は出来ますが、糖や炭水化物の代謝能力は十分に発達していません。
食事に炭水化物が多いと、下痢をしたり高グルコース血症などの病気になったりすることもあります。
犬用のドッグフードを猫が食べると下痢や嘔吐の症状が出るのは、このためです。

3つ目は、犬はドッグフードを食べられるときに食いだめをして次の狩りに備える間欠捕食者であったことから、現在でも、犬のドッグフードの食事は一日1~2回の習性があります。
しかし猫は自分より小さな動物を餌にしてきた少量頻回採食者であったことから、現在でも少しずつ何回も餌を食べる習性があります。
こうした違いの他にも、水分の取り方や食べ物の温度などに関しても食性の違いもあります。
これらの違いは、先祖から現在に至るまで犬は人と近い関係にあったため、その食性の雑食性が進んだことによるものと考えられています。

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